ラブフェス2021冬スペシャルと、制服コミュニケーション3のイベントレポート
12月25日、クリスマスの日、新百合ヶ丘の「新百合トゥエンティワンホール」で開催された「ラブフェス2021冬スペシャル2021/12/25」に参加してきました。
「GirlsLoveFestival新百合」、『アサルトリリィ』オンリー「惹き合う運命5th」、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』オンリー「レヴュースタァシアター SEP3」の同時開催で、アトリエそねっとはオリジナルなので「GirlsLoveFestival新百合」枠での参加でした。
百合系即売会GirlsLoveFestivalで初の新百合開催です。
当日朝まで雨で、傘をさしていかなければいけないかな、と思っていたのですが、出発までには天気は回復していました。
会場「新百合トゥエンティワンホール」は「地下2階」ということだったので、クリスマスの日に地下に潜行してイベントなのか、と思っていたら、ホールの外は開放空間で明るいところでした。ステージがあって、舞台の公演にも使えるホールです。私の参加したことのある会場では奥州市Zホールに似た感じ……って参加者層が重なってなさそう……。
主催の方によると、当日は『アサルトリリィ』のイベントに重なっていて参加者が分散したということですが、それでも来場者は多く、熱気のあるイベントだったと思います。
小説サークルでもあり、とくに今回は地味な表紙のものが多くて、あまり売れないだろうと思っていたら、今回は買ってくださる方が多くて、持ち込み冊数の少ない本は完売していました。私が帰り着くより前にツイッターに感想を上げてくださっている方もいらっしゃいました。ありがとうございます。感謝のかぎりです。
アフターイベントはちょこりり https://twitter.com/chocolily20 さんのパフォーマンスと色紙頒布会でした。色紙頒布会では数学的・確率的にとても珍しい事象(^^;が起こってなかなか落札者が決まりませんでしたが。
「新百合スペシャル」の次回は2022年2月12日、GirlsLoveFestival34は2022年3月27日(今年9月4日から延期)ということです。どちらも参加申込予定です。よろしくお願いします。
また、10月31日開催の「制服コミュニケーション3」の主催さんがイベントレポートを上げてくださいました。
https://cc.uniformkiss.com/unifocc03_r01.html
とても詳細、そしてとても楽しいイベントレポートです。掲載されているたくさんの写真とイラストからもイベントの雰囲気が伝わるのではないかと思います。
サークル参加のメンバーに主催さんから一言ずつコメントをいただいています。主催さんがそれぞれの活動をフォローしていらっしゃるからこそのコメントで、とてもありがたいです。
私は「小説の章の区切り方が読みやすいので、スイスイ本を読むことが出来ます!」というコメントを頂戴しました。じつは次の本から章切りをやめようかどうしようかと考えていたところで、助かりました。
2021年の更新はこれが最後になると思います。また新年にお会いしましょう。
よいお年をお迎えください。
すっかり告知を忘れてました
メリークリスマス!
で。
すっかり告知を忘れてました。
今日(12月25日)、「ラブフェス2021冬スペシャル」にサークル参加します。
場所は新百合ヶ丘の「新百合トゥエンティワンホール」ということで、GirlsLoveFestival初(たぶん)の「新百合」開催となります。
「新百合03 アトリエそねっと」です。
新刊はありませんが、再編集の再刊で『紅の水晶 蒼蛇のヴァーリー』を刊行します。少女剣士ものです。初版はコピー本でした。盗賊退治の話なんですが、剣士の少女と、盗賊の本拠から救出された少女との、少女どうしの心の交流を描いた物語なので、いいんじゃないかということで。
あと、制服コミュニケーション3の新刊で、アトリエそねっと最厚を更新した『千鶴のいちばん長い日』もお持ちします。
マーチングブラスバンドものです。吹奏楽一般を「ブラスバンド」ということもあるわけですが、「ブラスバンド」は本来は金管打楽器バンドのことで、で、この物語は「金管打楽器バンド」のお話です。
告知が当日になってしまいましたが。
よろしくお願いします!
隠れ銀河
今回も国立天文台のホームページから。
「観測史上最古の「隠れ銀河」を131億年前の宇宙で発見」
https://www.nao.ac.jp/news/science/2021/20210923-alma.html
「隠れ銀河」ってなんやねん……。
宇宙が始まったばかりで銀河の存在がまだ公認されてなかったから、存在がばれないように隠れて銀河をやっていた、とか?
でも、同じ時代の銀河を探すプロジェクトをやっていて、そういう銀河のすぐ横を探してみたら「隠れ銀河」が見つかった、というのだから、同じ時代の、隠れていない銀河はたくさんある、ということ……だよね?
銀河というと数千億の星の集まりです。私たちの住む銀河(似たようなことばの反復だけど「天の川銀河」といいます。英語ではMilky Way)やアンドロメダ銀河(M31)もそれぐらいの規模です。
宇宙ができたのが138億年ぐらい前ということなので、この「隠れ銀河」は宇宙ができてから7億年から8億年というころのものです。
7億年や8億年も、現在の地球生命にとっては長い時間です。現在から7億年前というとまだ大型の生物は存在しない時代でした。三葉虫もアンモナイトもアノマロカリスもまだいない。そこから私たちの「生態系」がここまで進化するまでの時間、といえば十分に長い。
でも、「宇宙がない」という状態から、宇宙ができて星や銀河ができて、というのが進むためには、どうだろう? 「長い」と言えるのか、ということがあります。
宇宙の最初にできたのは、水素とヘリウム、それとごく微量のリチウム(リチウムイオン電池で使われている金属です)だけでした。だから、宇宙の初期にできた星は水素とヘリウムが主で、ヘリウムより重い元素は含んでいない。
ところで、「隠れ銀河」を隠しているのはダスト(塵)です。しかも、何千億もの星の光をまったく外に漏れないようにするほどの大量のダストが、銀河の外側を包んでいるわけです。
そこで、問題は「そんなもん、いつの間にできたんだ?」ということです。
ダストというのは土ぼこりのようなものなので、不透明な固体がないとできません。水素とヘリウムしか存在しなければ、ガスで銀河を包むことはできても、ダストで銀河を包むことはできない。
地球上の石を作っているような、炭素やケイ素、酸素といった元素が存在しないとダストはできません。あと、欲を言えば、アルミニウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄とかの金属とか。
そういうものは星の内部でしか形成されません。
ダストのなかで、軽くて大量に作られるものと言えば固体の炭素の粉、つまり煤(すす)です。しかし、この炭素というのも、そう簡単にはできないものです。
星の内部で水素がヘリウムに変化するところまでしか行かないのであれば、炭素はできない。
炭素の原子核ができるためには、ヘリウムの原子核が3つ融合しなければなりません。この「3つ融合する」というのがかなりたいへんです。ヘリウムの原子核はまず2つ融合してベリリウムという金属の原子核の一種(ベリリウム8)ができます。しかし、これがとても不安定で、すぐにヘリウムに戻ってしまいます。それが戻らないうちにもう一個ヘリウムの原子核が融合すると炭素になるのですが、ベリリウムがヘリウムに戻るまでの時間がごく短いので、その確率はわりと低い。
炭素が一定程度できると、炭素を含む核融合反応(CNOサイクル)が回り始めて酸素や窒素もできますが、ケイ素、アルミニウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などはさらにできにくい。
しかも、星が輝き続けているかぎり、炭素や酸素や窒素やケイ素やほかの金属は星の内部にため込まれて、ほとんど外に出てきません。それを派手にまき散らすには超新星爆発のような大イベントが必要なわけです。
「宇宙ができてから7~8億年」よりもいまの時代に近い銀河で、超新星爆発が派手に起こっている銀河もあります。では、そういうのが、銀河のまわりに大量のダストをまき散らしているかというと、そういうこともないようです。つまり、続々と大型の星が生まれて、続々と超新星爆発を起こしても、それだけでは銀河を包み込むほどのダストや煤は生まれない、ということです。
一方で、「宇宙ができてから7~8億年」の銀河でも、まれに、派手に星が形成されている銀河があって、そういうものはやっぱりダストに覆われて、目で見える光では見えないようです。
そういう「派手な銀河」が落ち着いて、でも「派手」だった時代にまわりにまき散らしたダストや煤が残っているのか?
それとも、別の、ダストや煤ができるメカニズムがあるのか?
そして、その、銀河を覆い隠してしまうほどのダストや煤は、その後の銀河の進化でどうなって行くのか?
どうして、「宇宙ができてから7~8億年」より後の銀河で大量の星が形成され大量の超新星爆発が起こっても、銀河はダストだらけの煤だらけにならないのか?
どうも、宇宙ができてすぐの時代の「初期の銀河」には特有のメカニズムがあるように思えてきます。でも、もしかすると、やっぱりそうではないのかも知れません。
初期の煤だらけの銀河にススワタリがいっぱい住んでる、人間はもちろん生物なんかまだいないのにススワタリはいっぱいいる、とか想像すると、おもしろそうですけど……。
ところで。
銀河と言えば。
「SL銀河」の運行終了が決まったようです。
まあ、無理をしてまで走らせてほしいと求めるつもりはないけど。
残念は残念ですね。
それに、蒸気機関車が限界、というのではなく、「客車」として運行していたディーゼル車が老朽化したから、という理由も、ちょっと……と感じるところです。蒸気機関車のほうは、静態保存されていたものをせっかくリニューアルして動けるようにしたのに。
規模の小さい「小銀河」になっても残ってほしいとは思いますが、いろいろなものの維持にコストがかかる以上、やっぱり難しいのでしょうね。
最近は「「銀河鉄道の夜」の列車は蒸気機関車(が牽引する列車)ではなくて電車だった」という説も出ているようだし(私自身はあまり賛成ではありません)、いっそのこと、花巻電鉄の「馬面電車」の復活運転とかやってみる?
双子の星
19日の月食で国立天文台のホームページを久しぶりに見たところ、「双子の星」についての記事がありました。
https://www.nao.ac.jp/news/science/2021/20211007-alma.html
星の周囲に原始惑星系円盤をまだ持っている二つの若い星がたがいに重力で引かれ合って回転している。引かれ合って回転しているのだけど、その原始惑星系円盤の傾きが40度ほどずれている、しかも二つの若い星が動いている軌道はまた傾きが違う、という、研究結果です。
原始惑星系円盤というのは、これから惑星系に成長するガスやダストが星のまわりをぐるぐる回っているもののことです。太陽系の天体も、太陽のまわりの原始惑星系円盤から生まれました。もちろん地球もです。
ダストというのは宇宙空間に漂う土ぼこりのようなものです。ダストが高速で地球の大気に飛び込んでくると流星になります。
やがて連星に成長する二つの星が、これからそれぞれ惑星を持つとしても、その惑星の軌道と、「連星の相方」である恒星の軌道は傾きが違っている、ということで。
片方の星の惑星から見ると、月(衛星)やほかの惑星が頭の上を通るのに、もうひとつの「太陽」(恒星)は空の北側に見えたり南側に見えたりで、頭の上は通らない、ということになるみたいです。
連星系の惑星から見て、「連星のもうひとつの星」が、「ちょっと明るい星」として見えるのか、「もうひとつの太陽」としてほかの星をかき消してしまうくらいに見えるのかもよくわからないですけど。
一つの原始惑星系円盤ができて、そのなかに中心が二つできて、その中心の一つひとつが連星として成長する、という単純な流れでは、この「傾きのずれた二つの原始惑星系円盤」は説明できません。
別々のところでできた星が原始惑星系円盤を従えたまま出会って連星になるのか?
もともと一つの原始惑星系円盤だったものが二つに分裂して、それぞれの傾きが変わったのか?
どうなんでしょう?
ところで、「双子の星」というと宮沢賢治の童話ですが、賢治の出身地の岩手県の新聞『岩手日報』と国立天文台が包括的連携協定を結んだそうです。
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2021/20211112-mizusawa.html
博士課程を修了したのに(常勤の)研究職に就職できない「ポスドク」を雇用して、記者としても活動してもらう、という企画のようです。
岩手県の花巻市~奥州市(国立天文台水沢キャンパスがある)というと、宮沢賢治のほかに大谷翔平選手(奥州市出身、花巻東高校で活躍し、プロに)とも関わりが深いところで、「研究、記者の二刀流公募 国立天文台と本紙 連携協定」という記事のタイトルはそれを意識したものなのでしょう。
専門知識を十分に持たないひとに、専門的な内容がよく伝わる文章を書くのは難しいものです。
なので、博士(はくし)としての知識と研究方法を持ちつつ、新聞の読者にも十分に伝わる文章を書く仕事をするというのは、そのひとにとっても貴重な経験の場になるだろうと思います。
たいへん深い部分月食(11月19日)
11月19日の「たいへん深い、ほぼ皆既の」部分月食、見ました。
たまたま、仕事その他の都合で東の空がよく見えるところに滞在していたので、月の出から(本影食の)最後まで見ることができました。
月が昇ったときには左半分(北)が暗くて、「たまたまそこが雲で隠れているのだろう」と思っていたら、ほんとうに左から欠け始めていたのですね。それが、いちばん欠けていたときには右下(東)のほうだけが明るい光を失わず、食(本影食)の終わりでは上のほう(西)だけに影が残っていました。
地球も月も同じ平面を回っているとすれば、月は地球の影を単純に西から東へと追い抜いて行くはずですが、そうはなっていなくて。
月が、斜めに、地球の影を横切ったというのが、見て、体感できました。
月食そのものも見ごたえがあったけど、月って2時間ぐらいでわりと高いところまで昇るんだな、という、わりと単純なことにも感動したりしました。
いやぁ……。
ところで、地球の直径はだいたい1万2750キロ、月の直径はだいたい3480キロ、地球と月の距離はだいたい38万キロということです。
地球を直径1.3センチのビー玉とすると、そこから38センチ離れたところに直径4ミリぐらいのビーズ玉があって(4ミリはビー玉と言うにはちょっと小さい気が…)、その直径4ミリのビーズ玉にビー玉の影が落ちている、という状態です。ちなみに、38センチというと、B4の紙の長辺よりちょっと長い程度です。なぜ知ってるかというと同人誌の割り付けをやってるから……とかいうのはどうでもいいな。
そういう状態が一年に1~3回起こる、というのは、頻繁なのかどうか。
今回の月食が「深い」ということが報道で強調されていましたが、「部分月食としては深い」ということで、「部分月食だけど皆既月食にならないぎりぎり」の「ぎりぎりさ」がとくにすごい、ということです。いちばん深い月食は、皆既月食で、しかも地球の影の中心が月の中心を通るような月食です。このときには月はとても暗く見える、ということらしいです。
ところで、月食の前後一か月のあいだには日食も起こることが多い。
今回も12月4日に皆既日食が起こりますが。
見ることができるのは南大西洋~南極大陸の近く~ニュージーランドとオーストラリアの南の端あたりなので、日本では見ることができません。
次回に日本で見ることのできる月食は来年の11月8日で、(本影食は)18時8分ごろ開始、21時49分頃に終わります。しかも、19時16分から20時42分まで、1時間半ほど「皆既」が続きます。さらに、月食の途中で、天王星が月に隠され始めるのが見えるという珍しい状況です。天王星が月の後ろから現れるのは月食終了後です(なお天王星食そのものは来年の2月から2023年の2月ごろまで起こります)。
日食のほうは、来年は地球全体では、2度、部分日食が起こりますが、2度とも日本からは見えません。2023年には「金環皆既日食」というわりと珍しいパターンの日食が4月20日に起こり(一回の日食で金環食の地域と皆既食の地域がある)、日本でも一部の地域で「浅い部分日食」として見えます。
日食・月食・惑星食のデータは:
ミスで重複投稿してしまいました
ミスで重複投稿されてしまいました。すみません。
後ほど今日じゅうに対処します。←と書いていたのに当日(16日)中に対処しなかったやつ……。
重ねてすみません。
こちらに重複投稿してしまったものは削除しました。本文は:
「制服コミュニケーション3」に参加しました - 猫も歩けば...
です。よろしくお願いします。
----------------------------------------
それだけ、というのもなんなので、もうすこし書きます。
新型コロナウイルス感染症の流行がいちおう落ち着いているみたいで、飲食店の営業が元に戻ってきているのは嬉しい限りなんですが。
私が行った店に限ったことなのかも知れないけど。
なんか店員さんが忙しそうだな、と感じることが多いです。
「コロナ禍」で店員さん減らしちゃったのかなぁ。それだけでなく、「お客さんが店にいっぱい」の状態に応対するためのいろんなものを削って、それを戻せてないのかな、という感じもします。
お客として見ているだけの感想なので、よくわからないですけどね。
外国の動向を見ていても、よほど注意しなければ再流行は来そうな感じで。
その、年末ごろにまたイベント開催規制とかになると困るな、と思っていますけど。
それとは別に、「経済活動」を初めとして、いろいろな人間の活動が「コロナ禍」前に戻るのはたいへんだし、いろいろと自覚的にがんばらないといけないのだろうな、とも思っています。
「制服コミュニケーション3」に参加しました
10月31日のハロウィンの日、東京浜町のプラザマームで開かれた「制服コミュニケーション3」にサークル参加しました。昨年に続いて二度めの参加です。
プラザマームは浜町駅の近く、「金座通り」に面した会場です。いやぁ、「銀座」があると思ったら、やっぱり「金座」もあったんですね。
ところで、「制服コミュニケーション」では、サークル参加者には少し離れた人形町駅の利用を推奨していて、なんでだろうと思っていたら、プラザマームに近い出口は階段が長いんですね。サークル荷物を持ってここを上がるのはたいへん、ということでしょう。
こういうところも、とても親切なイベントです(なお、明治座側の出口だとエレベーターがあるとのことです。ただし遠回りになります)。
手指消毒、靴底消毒マット踏み、検温、参加登録受け付けなどを経て、サークルスペースに着くと、主催さんからサークル宛のメッセージが届けられています。一読すれば参加サークルのことをよくわかって書いてくださったことがよくわかります。すごいなぁ、と。
今回の「アトリエそねっと」の新刊は『千鶴のいちばん長い日』でした。
400ページあるから自立するだろうと思っていたら、やっぱり自立しました。
去年のこのイベントの新刊『千鶴とりゆ先輩』の続き(翌日と翌々日の物語)ですが、『千鶴とりゆ先輩』は読んでいなくても物語はわかります。
こちらの世界では1年経ったのに、作品のほうでは2日しか経っていない…。
ところで、吹奏楽団のことを「ブラスバンド」と言いますが、ブラスバンドというのはもともと「金管打楽器バンド」のことです(木管が入っていない)。
そこで、「学校吹奏楽で、金管打楽器バンドで、しかもマーチングバンド」という楽団の物語を書いてみました。
反省点は(いろいろあるけど)カバーの紙の選択で、「星物語」というキラキラの入った紙を選んだんですけど。
「星物語」自体は好きな紙なので私は使う機会があれば使っているのですけど(『日本史研究室の午後』もそう)。
そのキラキラが輝かない角度で見たら、イラストの顔や服の白い部分に砂のような点々が入っているように見えるんですね。
うーん。
次からはちょっと考えよう。
あと、カバーの背幅の余裕をちょっと取り過ぎたかな、ということもあります。
イベントは、くじ引きがあったり、スタッフとじゃんけんしてくじ引き券が当たる企画があったり、じゃんけん大会が突発したりと、さまざまな企画があって楽しいイベントでした。
イベント関係グッズや、スタッフさんのサークルの本も充実しています。スタッフさんたちの制服への愛とこだわりがすごい。参加者も同じです。それで、和やかで楽しい雰囲気のなかでイベントの時間がすぐに過ぎてしまいました。
ところで、私が子どものころを過ごした街、つまり制服のお兄さんお姉さんたちを見上げながら過ごした街の実在制服を採り上げていらっしゃるサークルさんも来ていらして、少し話をしました。子どものころ、私が「こんな制服のお姉さんっていいな」と思って見上げていた制服が、じつはその学校の現役の生徒たちには評判が悪いと聞いて少しショックでした。
まあ、わからないでもないけどね。
あと、個人的に嬉しかったのが会場BGMでした。『赤ずきんチャチャ』のオープニングとか『姫ちゃんのリボン』とか、『勇者王ガオガイガー』とか。「こういう音楽といっしょに(同人活動を)やってきたんだな」という感慨が深かった。イベント終了時が『チャチャ』のエンディング(二代め)だったのは偶然でしょうけど。
家に帰ってからも幸福な気分で、頭のなかを音楽が回り続けていました。
主催・スタッフのみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました。
次回も来年のいまごろ開催されるのだそうです。
今回は、私は、即売会サークル参加の勘がまだ戻っていなくて、いろいろと不手際も多かったのですけど……来年までにはもう少し勘を戻せているだろうと思います。
またみなさんには次回開催時にお目にかかりたいと思います。
それまでお健やかにお過ごしください。