2008-10-02から1日間の記事一覧
ということで、この「低温褐色矮星掃索プロジェクト」で、低温の褐色矮星が次々に発見されていくということになると、次は、「褐色矮星の分類」というような動きが出てくるんじゃないかと思います。 まずは、その、予想される「T型より低い表面温度のスペク…
さらに、星間雲のなかで褐色矮星が生まれるとすると、褐色矮星よりも小さい質量の「星」も生まれる――それももっといっぱい生まれそうに思うのですが、どうなのでしょう? もっとも、「ものが集まってかたまる」のには、適当な、一定の大きさがあるわけです。…
で、その表面温度280度の星の大気組成を調べると、「水」と「メタン」とかいう、地上とか、一部の惑星とかに存在するような物質があるらしい。そうなると、「褐色矮星」と「惑星」、とくに、木星型のガス惑星は、よく似たものということになってきます。 げ…
この「T型星」というのは「褐色矮星」なのだそうです。で、「褐色矮星」というのは: ・太陽質量の0.075倍(7.5パーセント、だね)以下、0.013倍以上の質量(重さ)を持ち ・普通の水素による核融合反応はできないが、重水素による核融合反応はできる ・惑…
日本を含む国際研究チームが「低温の星」の掃索プロジェクトをやっているらしい。 http://optik2.mtk.nao.ac.jp/~hide/ukidss.html そこでは、表面温度が摂氏1200度以下という星が絞り込まれ、それについて研究が行われているようです。これが、昨日の日記で…