猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

旧作を温め直しています

 「カクヨム」に『やまざくら』の第3話を掲載しました( https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220036419704 )。
 『やまざくら』は2012年にコピー本3巻で刊行した物語です。それから本(オンデマンド版)にしようとして来たのですが、なかなか作業の時間が取れず、いままで来てしまいました。
 これまでは「本にするのだからネット公開はあと」という考えで来ましたが、考えを変えて、積極的にネットで公開していこうと思っています。せっかく「カクヨム」もpixivもID取りましたし(pixivは https://www.pixiv.net/users/37745082 。まだ小説は掲載していませんが)。「積極的に」と言ったって、編集には時間がかかるので、それほどペースを上げることはできませんけど。
 『やまざくら』は、今月末のGirlsLoveFestival33(https://www.lovefes.info/glfes.htm)に向けて本にしようと思っていて、この外出自粛連休期間中に作業しようと思っていたら、思いもかけず仕事で大幅に時間を取られてしまったので、刊行の実現がかなりあやしくなりました。
 仕事の愚痴は書きませんが……。
 ……まあ、勤め先で進行管理をやってるひとたち、「在宅仕事」の割り振りに慣れてきたな、って感じはしますよね。あと、(これは書いていいと思うけど)4月になって、新年度を期して「アフターコロナ」に向けて出勤仕事を増やしたら、会社の所在地(東京都)が緊急事態宣言の対象になってしまって、あたふたしているところもあります。
 それで、GirlsLoveFestival33に向けては、別に、さらにその前に書いた『木漏れ日の水彩画』の再刊を考えています。高校生二人の百合っぽい物語です。
 このころはまだ書き慣れていなかったので、未熟なところもあります。でも、いま読んでみると「よくこんな感覚をすくい取れた。いまの私では無理」と感じるところもあります。私のような者でも、年の経過とともに、経験を重ねて慣れて行くところもあれば、年齢を重ねて感じ取れなくなっていくものごともあります。両方、同時進行しているという感じですね。「年の功」か、単に鈍くなっただけなのか、「10年前のように書けなくなった」とわかってもいまはそれほど焦らなくなりました。
 『木漏れ日の水彩画』は、『やまざくら』より短いので、刊行まで持って行けると思っていますが、これも仕事の忙しさしだいです。
 それより、ほんとに5月30日、大田区産業プラザPiOで多くの方とお目にかかれれば、と、いまは祈る気持ちでいます。現在は施設利用停止中ですからね。

【重要】緊急事態宣言を受けての施設利用停止のお知らせ|お知らせ|大田区産業プラザPiO