猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

日本関西化計画さんの尾道探訪

 日本関西化計画さんのページ第3回探訪記が載っていたので拝読した。
 いや〜、近いところに住んでる人はいいなぁ。ムーンライトながらを使っている時間がないとなると、東京から行くのならやはり新幹線か何か使うことになるから。そのかわりコミケに行くのは近いけど。
 大林宣彦監督の『ふたり』は、だいぶ昔に見て……たしか、映画公開前にテレビドラマとして放映して、それを再編集して新場面を追加して映画にして公開したのではなかったかな? あんまりはっきり覚えていないのだけど。ともかく、私の記憶では、そのドラマ版を見て、それから劇場では見ないで、LD買って夜中に見ていたら、見終わったときには夜が明けていたのを覚えている。けっこう長い映画だった。原作は赤川次郎
 この作品が公開されたのは、いまより貧乏だったけど、いまより時間が自由になった時期で、そういう映画の外の思い出も含めて、いい作品だったなぁと思う。この時期の大林監督はけっこう多作で、ほかにも北海道を舞台にした『はるかノスタルジィ』(だっけ?)とか、原作どおり観音寺を舞台にした『青春デンデケデケデケ』とかを撮っていて、どれも好きだった。じつは(旧)尾道三部作のときにはあんまり関心なく、大林監督の作品を意識して見るようになったのはこの時期だ。
 で、ゆりえの家というのは、この映画に出てくる「あの家」だったんだね。ちっとも気がつかなかったですよ。
 私は、向島側でゆりえの家がどこかを探して歩いて、けっきょく見つけられなかったのだが。まあ、そのへんは次回更新時に。