猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

平勢隆郎『都市国家から中華へ』と岡野友彦『源氏と日本国王』のつづき

今回の更新で掲載した評(→「特権的古代史からあたりまえの古代史へ(第2回)」)では、「春秋時代までの中国を都市国家の時代として描く」という平勢さんのコンセプトを活かすように、平勢さんもあまり使っていない「都市国家同盟」という捉えかたを軸に「…

やっと更新

前の日記(id:r_kiyose:20050729)には、遅くとも土曜日の夜には更新できているはずだと書いたのだけど、さらに一日長くかかってしまった。さっきようやく作業を終えて更新しました。土曜日が作業に使えなかったのと、原稿を書くのに手間取ってしまったのが…

スペースシャトル

機体に負担のかからない帰還のしかたというのはないのだろうか? しろうと的知識で考えてみることにする。 機体を激しい空気抵抗にさらして速度を落とすのでは温度が上がってしまう。コロンビア事故の背景にはそのことがあったという。では、抵抗を少なれば…

作業中です

いま作業中なので、平均太陽時で日付が変わるまでには無理そうだけど、はてな時間(私は午前6時で日付が変わるよう設定)で日付が変わるまでにはなんとかしたいと思っています。でも、かなわなかったら、その約一日後くらいになります。内容は前回に続いて平…

岡野友彦『源氏と日本国王』のつづき

もうだいぶ前になってしまった7月5日の日記のつづき(id:r_kiyose:20050705)。 この本の書きかたの特徴は、ともかく「氏」と「家」を厳格に区別しているところだろう。いまでは「氏」も「家」も同じようなものになってしまった。明治国家が「家」制度を民法…

松本良男・幾瀬勝彬『秘めたる空戦』光人社NF文庫(isbn:4769821360)

陸軍の三式戦「飛燕」の搭乗員だった松本良男の手記を、作家の幾瀬勝彬が整理してまとめた戦記である。 この本を読んで印象的だったのは戦闘時の心理状態の記述だ。戦闘中にこそ論理的に考えて判断することが求められるし、実際にすぐれた戦闘員は、隊形や相…

夕立は馬の背を分ける

それで、今日は夕立に遭遇。 仕事先からさらに100メートルぐらい先のビルに用事があって、出かけたときには、曇ってはいたけどべつにすぐに雨が降りそうでもなかった。いや、そこから戻ろうと外に出たときも同じだった。ただ、ぽつ、ぽつと、たまに大粒の雨…

地震

東京都23区内に住んでいるので、土曜日の地震の被害はいちおうあったものの、思ったより軽微だった。「思ったより」というのは、地震の時間に外出していて、しかも地下鉄・ジェイアールが止まってしまったために「帰宅困難者」になっていて、自宅の被害状況…

また滞ってます。

って、半月ぶりに復活してもあいかわらずこのネタなので、けっこう情けないです。ほんとすみません m(__)m 。 今週の金曜日にはなんとか更新したいと思います。よろしくお願いします。 今回もまた仕事のスケジュールが私の予定したとおりに行かなかったとい…

平勢隆郎『都市国家から中華へ』のつづき

で、今回の更新では、前に id:r_kiyose:20050704 予告したとおりに平勢隆郎(正確には「勢」は上が「生丸」、隆は正字で一画多い)さんの『都市国家から中華へ』を採り上げた。また何回かに分けての分載になる。http://www.kt.rim.or.jp/~r_kiyose/review/rv…

やっと更新

やっと更新できました。前の前の金曜日の予定→週明け→前の金曜日と延期したあげく、11日付でようやく更新に漕ぎ着けました。すみません。

かみちゅ!

ところで日本の神様というと『かみちゅ!』である。このアニメ番組改編期で始まったアニメのうちでいちばんおもしろい番組の一本じゃないだろうか。リアルタイムで見ちゃいましたよ。作画もすごいていねいみたいだし。ただ、26時40分という放映時間は……まあ…

『生命の星・エウロパ』のつづき

先月26日の日記 id:r_kiyose:20050626 のつづき。 この本で「生命」を宇宙に普遍的な現象として見ている。そういう発想が出てくるのは、一つは「生命→私たちと同じような知的生命」という連想をいったん断ってみるところからだ。 この本で、著者の長沼さんは…

岡野友彦『源氏と日本国王』講談社現代新書(isbn:4061496905)

足利将軍・徳川将軍が「日本国王」として中国や朝鮮にその地位を主張できたのは、「将軍」だったからではなく、「源氏長者(兼 征夷大将軍)」だったからだということを論証した本である。 歴史物の本にしてはともかく読みやすい本だった。著者は「あとがき…

平せ隆郎『都市国家から中華へ』講談社(isbn:4062740524)

平せさんの本は前から何冊も読んできた。というか、ここのところ、中国史関係でいちばんたくさん本を出している人の一人ではないだろうか。同じシリーズで、キタイ・遼から大元までを担当している杉山正明さんとともに、いちばん脂ののりきっている東アジア…

一週間遅れ

ということで、先週末に更新することができず、今週は今週でまた時間がとれないため、予告の一週間後、7月8日更新とさせていただきます。すみません。 先週末に文章を一本書いてアップする予定だったのですが、ネタ本を読み直したりしていると時間がかかって…

ネギま!最終回

なんかいろんな意味ですごい最終回だった。これもまた途中で見るのをやめていた番組なんだけど、終わりよければ的によかったんじゃないかなと思います。一話にもどって最初からもう一度みたいなオチになるのかなとかも思ったけど、あそこに戻って、最後はあ…

恒例の……

というわけで今週も遅れます。遅れるのが恒例ってのはよくない、という発言すら恒例になるのはなんかまずい気が……。 でも、最初から土曜日にしておくとさらに遅れそうだし。 というわけで、今晩から作業します。すみませんがよろしくお願いします。