猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

また市民権喪失寸前

 またまたご無沙汰しました。
 こんなにあいだを空けるつもりはなかったんだけど、年末進行気味に仕事が溜まるところへ、別の仕事が重なってきた、さらに同人誌の原稿書きで時間を使ってしまったりして、けっきょくこういうことに。
 積極的に仕事しようとしない人とか、仕事したがらない人とかがパートナーになると、自分で仕事を抱えこんでも、相方に仕事を振ろうとしても、けっきょく自分が忙しくなってしまう。けっきょく仕事しない人が得するようにできている。どんな制度にしても「フリーライダー」は発生するものだけど、それにしても……まあいいや。私なんかが考えてもしようがないから。
 同人誌の原稿書きで時間取られたのは、まあ自分の好きでやってることだけど。
 というわけで、WWFさんの同人誌には、主として北田暁大さんの本についていろいろ書きました。
 『広告都市・東京』、『広告の誕生』、『〈意味〉への抗い』と北田さんの本も読んだし。そしたら仕事帰りに書店をのぞいたらなんか北田さんと宮台真司さんの共著で新刊が出ていた。う〜ん、もう間に合わないな。『嗤う日本の「ナショナリズム」』で北田さんは宮台さんに「日本のローティ」というような位置づけを与えていたけど、『責任と正義』(isbn:4326601604)を書いた(すみません、買っては来たけどまだ読んでいません)リベラルと「日本のローティ」(その評価が妥当なのかどうかは私にはよくわからないけど)の共作でどんなものができるんだろう。興味はあるんだけど……。