猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

DVD第5巻(asin:B000BPK5OK)

 だいぶ前に買ってあったんだけど、やっと時間ができたので見ることができた(通常音声で1回、コメンタリーで1回)。
 ◎「時の河を越えて」…第1話でどうしてゆりえ様台風が徳之島沖で起こったのかと思っていたら、ゆりえ様があの海域の神様になっていたのだね。それにしてもなぜ……? というか、神様にも配置転換があるの? というか、『かみちゅ!』ゆかりの地訪ね歩きということなら、徳之島も行かないといけないのかなぁ?
 官邸のほうはいずれ行くつもりだけど。もちろん官邸・公邸には入れないけど、近くに日枝神社があるので、お参りしてこようかなと思っている。
 大和のことはけっこう調べて書いている、というより、調べなくても知って作った話だろうと思っていたら、升成監督は大和の第二・第三副砲塔(だっけな? 両舷の15.5センチ三連装砲塔)が途中で撤去されたこともかなり後になって知ったようで、それも意外だった。
 ただ、ラムネは、実際には一般兵士用というよりは司令部要員用だったんじゃないのかなぁ? 坂井三郎さんがアイスクリーム製造器について、兵士をねぎらうためと言って配備されたというけれど食べたことがないと書いていたから。でもラムネは庶民的だからほんとに兵士向けだったのかな? 「はまかぜ」にいたラムネの神様にきくと知っているのかも知れないけど。
 ◎「君に決定」…DVDにも書いてあるしコメンタリーにも出てくるけど、「尾道の選挙」が注目を集めた去年の選挙の、運動期間中たった1回の火曜日深夜に(首都圏では)放映された「尾道(らしい街)の選挙」の話。でも、この話(と放映順で次の話「ふしぎなぼうけん」)は本放映のときに長期出張ちゅーだったとかいろいろあって見られなかったんだよね。だから今回が初見だ。
 西村受のキャラクターを、あんまり深入りもせず、ほどほどに突き放して描いているのがいいのかな。生徒会選挙でこんなふうに懸命になるまじめなやつ、いるよね――という感じかな。……ってほんとにいるのかなぁ? 私なんか中学・高校のころから「役職は就いたほうが損」という常識を身につけていて、いまでも役職を全力で回避してもなんかわけのわからない役職が降ってくるからねぇ。で、周囲を見てるとやっぱり役職は逃げ切った者勝ちという気がするぞ。おっと愚痴になってしまった。
 何でも自分に都合よく解釈して、で、自分でそれに気がつかないやつ――でもそんなもんだよね。いま自分が20歳代だったころのこととか思い出したら、受くんのことあんまりバカにできないことをいろいろやってたなぁとか思ったりする。って私だけ?
 光恵の応援演説は放映版最終回につながっていく話なのかな。でも「神様」ってそうだよねぇ。私たちにとっての「神様」って「全能の神」ではないし、だからお願いしたりお祭りしたりするんだよね。いや、学校をあんなふうに改造できるのだからゆりえ様はやっぱり「全能」なのかも知れないけど(あれって「神様ご休息センター」みたいな学校を作ろうとしたのかな?)。
 ところで、あれ、ほんもののプリンだったら、あれほど巨大だと重力崩壊(?)してしまうと思う。
 中学校の校名はこの話で始めて出てきたんだと思う。なんか安易なネーミングだけど、第7話ですごい悪い成績を取っていた「石浜」という生徒はもしかするとこの学校の創立者の孫か何かなんだろうか?