猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

シンポジウム「現代天文学の最前線」に行ってきました(1)

 12月20日東京大学(本郷)の「小柴ホール」で、「シリーズ現代の天文学」刊行記念シンポジウム「現代天文学の最前線」が開かれました。事前登録は必要なく、その時間に会場に行けばいいというので、もし入れなければ不忍池をはさんで東大の対岸の上野動物園で久しぶりにカピバラを見てこようと思って出かけてきました。小柴ホールのまん中のほうの席が埋まるくらいの盛況でしたが、入ることはできたので、カピバラは次の機会です。
 日本天文学会理事長の國枝秀世さんの挨拶に続いて、日本評論社から全17巻で刊行された「シリーズ現代の天文学」の刊行報告が岡村定矩編集委員長からあり、つづいて、吉田直紀(東京大学数物連携宇宙研究機構)「宇宙暗黒時代を探る」、須藤靖(東京大学大学院理学系)「見えない宇宙の彼方を探る――ダークマターダークエネルギー」、田村元秀(国立天文台)「太陽系外惑星を探る――第2の地球と人類の仲間はいるか?」の三本の研究報告がありました。