猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

何かよい方法はないものかな?

 スマトラ沖大地震津波災害で、現地になかなか救援物資を届けられないというニュースをやっている。それで思ったことなのだが。
 「狭いところで離着陸できてしかもたくさん物資の運べる垂直離着陸のできる航空機」というのはできないものかな――ということだけど、これは難しそうだな〜。私は気球とか飛行船とかの軽航空機(空気より軽い航空機)が好きなので、その系統の技術で何かできないかと思うけど、気球や飛行船はばかでかい気嚢が必要なのでちょっと難しいだろう。そうすると、小型回転翼でしかもすごく出力の大きい回転翼機ということになるわけだが、できたとしても非常に高価なものになってしまう。ハリアーとかだともっと高価だろうしなぁ。
 災害救援のばあい、個々の性能はそんなに高くなくていいからともかく大量に同じような機体が存在したほうが力になるわけで……どういうのがいいのだろう? NHKが『新シルクロード』の宣伝でさかんに使ってるモーターパラグライダーを大量に投入するとか。そんな長い距離は飛べないだろうけど、たくさんでバケツリレー式にピストン輸送するとか。でも飛べるところが限られてるとか、気候や地形の条件によってはあぶないとか、いろいろあるんだろうな〜。
 あと、もうひとつ、「飛行場が満杯で救援物資を積んだ飛行機が降りられない」というのなら、飛行艇というのが使えないかということも考えていて、これは山のなかで孤立したところに物資を届けるには役立たないけど、海辺で孤立しているようなばあいには役立つと思う。大量に物資を積んで海上に降りられる巨大飛行艇を災害救援用に常備しておくというのは……コストが合わないのかな? でも、離島航空とか、あと軍事的用途にも、飛行艇っていうのはまだ使う余地があると思うんだけど。
 以上、ぜんぜん現状も技術的なことも知らない者のたんなる思いつきでした。