猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

締切は仕事を始める日と言うが……(言わないか)

 仕事上の締切にも2種類あって、一つはほんとうのデッドラインで「この日までに仕上げなければたいへんなことになる!」というもの、もう一つは「べつにまだ余裕はあるんだけどなるべくこの日までにやってね」というものである。で、この後者の「目安としての締切」は、まさに「締切とは仕事を始める日である」という格言(このことばは少なくとも私の周囲では20年ほど前から存在する)が該当する日で、この日に仕事が上がることはめったにない。ところが、去年の末から先月にかけて複数の「目安としての締切」を無視しつづけ、のんびり仕事している(あと日立電鉄乗りに行ったりとか)と、今月になって「本物のデッドラインとしての締切」がつぎつぎに切迫して来るというせっぱ詰まった事態になっている。
 こういうことになったのは今回が初めてではないが、今回ほど仕事がたまった状態でつぎつぎに「本物のデッドライン」が迫ってくるというのはこれまでなかった。物理的にもたいへんだし心理的にもしんどい。だから次からはたとえ「目安」であっても締切は守ろうと思うのだが、それは「喉元過ぎれば熱さ忘れる」というやつで……ラーメンのスープの辛いのとかは喉元過ぎても辛さが残るんだけどね……。
 ラーメンというと、開店してしばらく経った神保町「ラーメン二郎」に行ってきた。洗練された感じで出てくるのだが、さすがに「三田直系」だけあってへヴィで、軽く見てがむしゃらに食うとあとで苦しくなったりする。私は頼まなかったが、「大」はさらにかなりへヴィなようで……ってこんなことやってるから時間がなくなるんじゃないか……。
 締切の話に戻ると、逆に、一か月以上先に使う文書を厳しく催促されるので慌てて作って持って行ったら、「この文書はそのままコピーして配布しますから」といわれたこともある。なんでひと月先にコピーして配布するだけのものをそんなに早く提出しなければならないんだ? 前日まで原稿書いてプリントアウトしてコピーして日付変わるころに折ってホッチキス留めして2〜3時間寝て混雑したりんかい線に乗って有明に行くというのが普通になっている人間にはとても理解しがたいことである……ってそれを基準にしてはいけないんだろうな。
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