猫も歩けば...

― はてなダイアリーより引っ越してきました ―

COMITIA97に行ってきました

 COMITIA97にサークル参加してきました。参加者のみなさま、とくに隣接サークルの方がた、主催者のみなさま、ほか関係各位にはたいへんお世話になりました! ありがとうございました。
 ……って、イベント参加って告知を先に出さないとだめなのでは……?
 今回は、仕事の量が8月初旬までけっこう多かった上に、今回の新刊が予想を上回って長くなってしまい、ともかくも本文が完成したのが金曜日(19日)の夜、しかも、印刷してみると拙宅の現在のコピー誌作成環境では本が作れないことが判明し、近所の店に行ったら必要なものが置いてなく、慌てて東急ハンズまで行って……などとしていると、できあがったのが昨日の夜半過ぎの2時という状況で、ネットに繋いでいる余裕すらない状態でした。まあ、毎度のことではあるのですが……。それで、終わってから「こういうの変えないといけないよなぁ」と、毎度、反省しているのですが。
 ということで、せめて余裕を持って会場に到着して準備を、と思っていたら、みごとに寝過ごしてしまいました。しかも、何度か目がさめて、「このままでは遅れる! ヤバい!」と思っていながら起きられなかった。う〜む。私は即売会はいつもぎりぎりに到着する人ですけど、東京の即売会で今回ほど遅くなったのは久しぶりです(岩手県の即売会は朝に自宅を出るとどうしても遅れてしまいます。ごめんなさい)。
 一週間前のコミックマーケットが酷暑で非常に苛酷な状況だったというお話は、身近な人たちからもききましたし、ツイッターでも目にしていました(あ、清瀬ツイッターIDは felesater です。ここでは告知してなかったですね。すみません。よろしくお願いします)。ところが、今日は一転して涼しく、小雨でもありました。夏の服装で家を出たので、自宅を出てしばらく歩いて「これでは寒いかな」と思ったのですが、着替えに帰っている余裕はなかったので、そのまま行きました。でも結果的としては私にはそれでちょうどだったと思います。
 今回、アトリエそねっとは「お誕生日席」に配置していただきました。お隣のサークルさんが通りかかる参加者さんに積極的に声をかけてくださっていたことも大きいのですが、ともかく、「一見さん」で寄ってくださる方がいつもより多かった。それで本を買ってくださった方も何人かいらっしゃいました。
 小説系で、しかもほとんど挿絵がない本ばかりなので、取っつきにくい、と思うのですが、そんななかで、「縁」のできた方とずっとつながっていけるものを書いていきたいな、と願ってもいます。また、その思いは忘れちゃいけないな、と思っています。一面では、「商業出版ではないのだから、自分の書きたいものを書きたいように書けばいいんだ」とも思っていますけれど。でも、即売会では、自分がじかに読んでくださる方に接し、本を手渡すわけですから、読んでくださる方との「縁」をたいせつにしたい、そのためにはどうすればいいか、ということは、いつも考えていたほうがいいな、と、自分の本作りについては思っています。